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いつの頃からだったか正確にはわからない。しかし子供の放置・虐待による悲しい事件は、以前よりも頻繁に報道されているように思う。

 

実の親に殺される、年端もいかない子供たちがあまりに哀れで涙が出るという人もいるだろう。

子供に愛情ではなく暴力や死を与える親の身勝手さに憤る人もいるだろう。

 

そして、親も人間だし何かが間違ったほうに転び続けたのかもしれない・・・と考える人もまた、いるはずだ。実際、裁判になったときには弁護人は何かしら情状酌量できる余地を見つけてくるだろう。

 

子殺しは絶対悪、親の理由など関係ないというならそれはそれでひとつの意見だし、それでいい。しかし虐待であれなんであれ、全く同じ原因、全く同じ経過をたどる事件というのはありえない。

 

このストーリーにでてくる母親には途方もない闇が潜んでいた。その目を背けたくなるような深い闇がいったいどこから来たのか、知ることにはきっと意味がある。そしてそれは、これを読めば分かるはずだ。

それでは、漫画「大阪2児放置餓死事件」のあらすじやネタバレ、結末を紹介します。

 

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【あらすじ】

2010年、7月29日、大阪。クラブで働く風俗嬢・上村七絵はクラブのマネージャーから連絡を受ける。七絵の部屋から異臭がするという苦情が店に来たためだ。

 

七絵はすぐにマンションには戻らず知り合いの男の家を訪ねたりしていたが、やっと自宅に戻ったのは夜の8時半。50日ぶりの帰宅であった。

 

そしてそこで七絵が見たものは、一部白骨化した3歳と1歳の自分の子供だった。しかしここからの行動がさらに常軌を逸している。

 

子供たちの亡骸をそのままに部屋にカギをかけると、知り合いに「友達が死んだ」と電話をかけまくる。その一方でクラブのマネージャには「子供を死なせた」と連絡を入れる。

 

それに対しマネージャーが「警察に通報した」とメールをするも、今度は男友達を連れて神戸へ夜遊びに出かけ、ホテルで朝まで過ごす。その男も1ヶ月まえに知り合ったばかりだった。

 

七絵がホテルで男と寝ている間、マンションの部屋には捜査が入っていた。

 

そこにあったのは全裸で横たわった1歳の男児と3歳の女児の無残な亡骸。7ヶ月捨てられていないゴミの山と糞尿。リビングには水も食料もなく、外から施錠されていた。2人の死因は餓死である。

 

七絵は家に帰らなかった50日の間、友人たちと遊びまわる姿をSNSにアップし続けていた。この日もその続きだったのかもしれない。

 

そして翌30日、七絵は逮捕される。事件の全容が明るみに出るにつれ、日本中からは非難が殺到した。

 

2012年、初公判で七絵は「誰も子育てを助けてくれないと思いました」と語る。事件が起きた当時、七絵はシングルマザーだった。彼女の中で何かの糸が切れ、育児放棄にいきついてしまったのだろう。

 

もちろんだからといって許されるわけではないが、七絵がその境遇に至るまでには様々な紆余曲折があった。結婚前から、いや学生時代から・・・さかのぼれば幼少時から七絵のそばにはいろいろな形の闇があり、そして七絵の中に降り積もっていった。

 

七絵もまた、母親による育児放棄を経験していたのである。

 

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【ネタバレや結末】

 

七絵の父親は優秀な教師だったが女癖が悪く、一方母親はこれも虐待を受けて育った女性だった。双方が浮気をして七絵の両親は離婚。七絵はこのとき5歳で、2人の妹とともに母についていった。

 

しかしこの頃から母親の育児放棄が始まる。劣悪な環境の中(元)父に助けを呼び、その惨状を目の当たりにした父親は娘達を引き取ることにした。

 

こうして父親との生活がはじまったが、そこも居心地のいい場所ではなかった。父親は仕事に没頭し、子供らしい楽しみは与えられない。そんな中再婚した父親の相手には連れ子がおり、その新しい母親はあからさまに自分の子と七絵たちを差別した。

 

それを見かねた父親は再び離婚。さらに仕事にのめりこむ父親との間で七絵は色々な本音を押し殺しながら育っていく。父親が体育会系で弱音を吐くことを嫌ったせいもある。

 

そして中学校に入った七絵は激変。授業中でも気に入らないことがあるとすぐ「飛ぶ」(学校を抜け出す)ことが日常的になった。情緒も不安定で、先輩からも目をつけられた。

 

そのうち七絵は不登校がちになり、不良グループへの仲間入りをする。初体験も中二で済ませ、求められれば応じる代わりに金の都合をしてもらったりしていた。

 

その頃に七絵にトラウマを植えつける事件が起きた。ある夜、不良たちから集団リンチとレイプにあってしまう。そして大量の薬を飲んで病院に運ばれるが、これは事件が起こってから学校も親も初めて知ったことだった。

 

公判のとき、七絵は「SEXはなければないほうがいいと思っていた」と語ったという。相手を拒んで怖い思いをするなら受け入れるほうを選ぶという思考になっていたのだ。

 

そして2003年、高校受験に落ちた七絵を父親は東京の知り合いの学校へ入学させる。寮つきの学校だったが、世話を頼まれた国元という父親の友人は七絵のために自宅から学校へ通わせた。

 

高1のとき犯罪を犯し、精神鑑定で「乖離性人格障害」の疑いがあると診断を受けたが、父親は治療を施さなかった。その代わり国元夫妻が高校の3年間、必死に七絵へ愛情を注いだ。

 

その甲斐あってか、七絵は更生したかのように見えた。2006年に卒業した後は実家のある四日市にもどり、割烹料亭に就職。そこで夫となる松田と出会い、そして妊娠した。

 

二人は結婚式を挙げ、松田の実家で同居を始めた。そして長女・桃香ちゃんが生まれる。それからというもの、子供の頃の辛い記憶を埋めるように七絵は子育てに勤しんだ。

 

しかし、二人目の子供・翼くんが2008年に生まれてから、雲行きが変わってくる。頑張りすぎた反動か、家を空けることが多くなり、2009年には地元の同級生と浮気をしてしまった。

 

そして夫が母親に告げ、話し合いをしようということになると七絵は飛んだ。子供たちをおいて金も持たず家を飛び出したのだ。そしてそこからは転がり落ちるように状況が悪化していく。

 

内緒でサラ金に手を出していたのが露見。やり直そうという夫の言葉を受け入れず、離婚が決まる。そして子供を育てることは無理と内心は思いつつも、2人の子供は七絵についていくことが流れで決まってしまった。その時、養育費や子供の安全のことについては一切、話に上がらなかったという。

 

話し合いをしようとしても「飛んで」しまう七絵には周りの信用が得られず、母子は急速に孤立していく。

結局七絵は実母のところに転がり込んだのだが・・・。

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【感想】

 

この母親の行動や事件に対しては、あまり単純な感想は言えないな・・・と考えさせる重さ、リアルさ、そして深い闇があるストーリーです。

 

話にリアリティを与えている資料に杉山春著『ルポ 虐待(題名略)』という本があるわけですが、こんなキツイ事件に正面から挑み、何があったか明らかにしたのは驚嘆の一言。

 

目を背けずに考えてくれ、というその思いはマンガの中にも息づいていると言えるでしょう。子供たちに合掌。

 

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