Pocket
LINEで送る

sponsored link

母の愛が子を守り、慈しみ、育てる。それは動物も人間も同じで、自然な感情だといえるだろう。そしてひとりで生きていけるようになった子供が巣立っていくのも同じだ。

 

だが人間の場合、子を愛しすぎるあまりにその人生を縛ってしまうことがある。

 

何がきっかけでそうなってしまうのかは、それぞれのケースで違うだろう。しかし相手が親であろうと、自分の人生を思い通りにされてもかまわないという子供は、いない。

 

今回のストーリーはアメリカに実在したある婦人の人生に基づいている。彼女の愛がなぜ壊れた方向に向かってしまったのか、同情できる部分もあるかもしれない。子供の立場からすれば、なおさらだろう。

 

しかし壊れてしまっても、彼にとって母親はたったひとりの母親なのである。

それでは、「息子を奪わないで~嫁殺し、エリザベス・ダンカン~」のあらすじやネタバレ、結末を紹介します。

 

ネタバレもあるので、先に無料の試し読みをしたい方は、以下のサイト内で「息子を奪わないで」と検索して、無料立ち読みしてみてください。

息子を奪わないでを無料で立ち読みしてみる

【あらすじ】

舞台は1950年台、カリフォルニア。裁判所で被告の弁護人をしているフランクを、傍聴席からなぜか年増の婦人が応援している。

 

この婦人の名は、エリザベス・ダンカン。フランクの母親だ。つまりもう働いている息子をわざわざ応援するためだけに傍聴しているのだ。その昔、「フランクがすぐにわかるように」と買った三角の派手なメガネを今日もかけている。

 

仕事を終えたフランクはため息。裁判官から「授業参観は終わりにしろ」と言われていた。一方エリザベスは昔なじみのエマがやっている売春宿で金の勘定をしている。

 

エリザベスは売春宿で働きながら16回もの結婚を経験し、そのたびに夫たちの土地や預金を自分のものにしてきた。さらには子供たちの養育費も重ね取りし、たんまりともうけている。

 

彼女はそのお金でフランクを法律学校に通わせ、弁護士にした。フランクには他の子供たちとは別次元の愛情をかけて育てあげたのである。それだけに、フランクには結婚などさせるつもりは毛頭ないのだった。

 

しかしエリザベスが家に帰ってみると、フランクが荷造りをしている。聞くと一人暮らしをはじめたいからと言うのだった。

 

それを聞いたエリザベスは逆上。「ママを置いていくなら死ぬからね」と睡眠薬を一気のみして病院に運ばれる。

 

命に別状はなかったものの、運ばれた先の病院では予想外の展開が待ち受けていた。病院でエリザベスの世話をしてくれたナース、オルガに、フランクが一目ぼれしてしまったのである。それからと言うもの、フランクは母親の目を盗んでオルガに会いにいくようになる。

 

退院し、エリザベスは例の売春宿で「フランクに近づく女は殺してやる!」と息巻いていた。それを聞きつけた宿の用心棒が、銃はいらないかと持ちかけてくる。

 

エリザベスは本気だった。せっかくだからといって商談の金を準備し始める。そんな時、いつもかけていたメガネのつるが折れてしまう。メガネ屋に行かなくてはと立ち上がる彼女の目には、通りを行進しているイースターのパレードがぼんやりと映っていた。

 

パレードにはドレス姿の花嫁の姿もいる。なにか聞き覚えのある声に壊れたメガネをかけてみると、その花嫁はオルガだった。そしてその隣にはなんと、正装したフランクが立っていたのだった。

 

「まさか本当の結婚式じゃないわね!?」驚愕するエリザベスに、フランクは首を振る。オルガと結婚したかったし、反対されるのはわかっていた。家を出てオルガと住むという。

 

呆然とするエリザベスを背に、フランクは歩み去っていく。ママのペットは脱走したんだ、と言う彼にどういうことかとオルガはたずねる。

 

フランクは昔のことを語りだす。そして一方、エリザベスがふらふらとたどり着いたメガネ屋でも同じように、彼女の過去が語られていた。

 

 

あまりにメガネが古いので新品と交換してはどうかという店員に、エリザベスを知る店長がその昔の出来事を教えながら修理を引き受けさせたのだった。

 

そのメガネを作った日のことを店長は語る。

 

”人ごみの中でもすぐにママがわかるように”と言って、彼女は派手なメガネを作らせた。その時一緒に店に来ていたのは、今のフランクの兄に当たる子だった。

 

しかしその子は店で突然倒れ、二度と意識が戻らなかった。突然の脳出血である。

以来、エリザベスはそのメガネの中にフランクがいると思い込み手放せなくなった。

 

そしてその後に生まれたのが今のフランクであり、彼を溺愛するようになったのもこの出来事がきっかけだったのである。

 

2代目というわけだ、ペットだろ?そう話すフランクに、オルガも驚きを隠せない。

 

しかし、これで諦めるエリザベスではなかった。

 

息子を奪わないでを今すぐ読む

sponsored link

【ネタバレや結末】

まずエリザベスが行ったのは息子夫婦に偽装しての婚姻取り消し申請だった。しかしこれは未遂に終わる。

 

そこでオルガがアイディアを出した。昔亡くなったフランクに代わるようにと、子犬をプレゼントしたのである。

 

しかしエリザベスにとってオルガはフランクを連れ去ろうとする存在でしかなかった。逆上して銃を取り出したエリザベスに2人は慌て、何とかたしなめようとする。結局フランクがエリザベスのところに戻ることを交換条件に、惨劇は避けることができた。

 

しかしフランクとオルガが離婚したわけではない。フランクは仕事の行き帰りにオルガのところへ立ち寄り、夜はエリザベスの元で過ごすという二重生活がはじまる。そしてそんな中でもオルガは妊娠した。

 

安心して赤ちゃんを産みたいというオルガはフランクとともに暮らすため、エリザベスに告げずに引っ越しをする。しかしそのたびに執念深くエリザベスは探し当てた。

 

そして、ついにエリザベスは決心をする。エマの売春宿の用心棒を使ってオルガを罠にかけ、殺させてしまったのだ。しかし事は十全には運ばず、用心棒の人相と売春宿から足がつき、事件は明るみに出た。

 

嫉妬に狂った姑の嫁とお腹の子殺し事件は、全米に広まった。そんな中、被害者であり息子でもあるフランクは何と母を無罪にするべく裁判で主張した。ここに至っても、母への愛情はフランクの中に残っていたのである。

 

しかしエリザベスの有罪は満場一致で確定した。そして1962年8月8日、処刑の日。

 

エリザベスは目隠しもせず、処刑台を前に少しも乱れることがなかった。

この世を去る直前まで、その目は最後までフランクを探し続けていたという。

 

この続きが気になる方は、以下のサイトで「息子を奪わないで」と検索!!

息子を奪わないでを今すぐ読む

【感想】

実在した人物のストーリーだけに、読後はかなり重ーい気分になれます。ただ、逸脱した母の愛情を描いてはいますけども、きっかけが息子の死だっていうのが悲しい。読んでる途中は「とんでもないババアだな」とついつい思ってしまうんですけどね。

姑が煩しいと思っている人はこれを読んで、上には上がいると知っておくのもいいかもしれません。

 

コミックス単巻を丸ごと無料で手に入れる方法

最後に、コミックス単巻を無料で読む方法について紹介します。

先に結論から言うと、U-NEXT(ユーネクスト)という動画配信サービスに無料登録することで、コミックス単巻を無料でゲットできます。

詳しい方法を知りたい方は、今すぐ以下の記事を読んでみてください。

コミックス単巻を丸ごと無料で読む方法はこちら

sponsored link

注意事項:U-NEXTに関する本ページの情報はこの記事を作成した時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

 
Pocket
LINEで送る