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今、日本は「働き方改革」ということで旧態依然とした労働環境を変えていこうという動きが盛んだ。

個人がインターネット上で何でも発信できるようになり、企業や組織の非常識な慣習がどんどん白日の下にさらされている。

 

だがいつになっても、どんな題目を唱えても搾取や不正はなくなりはしないだろう。

 

本当に少し前まで内部告発というものは簡単ではなかった。

いまでもためらう人間は多いはずだ。自分の生活や安全の保障、何かの見返りと引き換えに不正に目をつむる。

 

そんな図式は結局、日本中のどこにでも昔からあったし、今でも当たり前のように存在するのだ。

物語の舞台は昭和36年、ある山あいの寂れた村。

 

そこに根付く因習と、告発の代償とはなんだったのか。それは今の日本の縮図と大して変わりがないようにも思える。

 

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【あらすじ】

N県の山あい、戸埜村に住む横山弥生は高校生になったばかりだった。

戸埜村はほぼ全員が顔見知りと言う小さな村である。

高校自体は近隣にひとつだけで、ここからは弥生の姉を含めて4人がバスに乗って通っていた。

 

弥生がバスの中でクラスメートの篤と話をしていると、窓の外からダミ声が投げかけられる。

見ると現職の町長である小片が選挙カーであいさつ回りをしていた。今は町長選の時期だった。

 

弥生も篤も小片の再選が確実なことは知っていた。

なぜならば、不正が行われているからである。戸埜村には戦時下の隣組制度がまだ残っていて、その組長が投票所の入場券を集めに来るのだ。

投票権を渡すことで隣組制度の恩恵を受けられるというしくみだった。

 

弥生はこの不正をなくして、いつかは自分で投票できるようしたいと思っていた。

高校で新聞部に入っていた弥生はこの問題を知ってもらおうと、選挙と隣組についての記事を書くことを密かに決心した。

 

その記事のことは、家族にも内緒だった。弥生の家は父母と祖父、姉と妹の六人家族でみな仲が良かったが、村長選挙のことを書くというのは誰にも言わずに記事を書き上げた。

 

新聞部の部長は別の村の出身だったので、弥生の記事をみても問題になるとは言わずに高校新聞に掲載してくれた。

だが出来上がった新聞を見て、大変なことになるかもしれないぞと言ってきたのは篤だった。

 

そして、篤の警告は的を得ていた。

 

その新聞を目にした大人で、最初に血相を変えたのは戸埜村に住む教師・清野だった。

清野が村長である小片にその件を伝えると、小片の表情も一変した。そして表立ってはいないが、村中がざわつき始めていた。

 

そうとも知らず、弥生は高校新聞を戸埜村の住民のポストにも配りいれて自宅に帰ってきた。

一仕事終えたとばかりにひと息つく弥生。だがそこに、悲しみとも恐怖ともつかない表情を浮かべた母親が駆けつけてきた。

その手には新聞が握られていた。

 

弥生を父親の前に連れて行き、どうしようかと弥生の母はうろたえる。父親は沈痛な面持ちで弥生の書いた記事は正しいと言ってはくれたが、狼狽を隠すことはできなかった。

そこに一本の電話が入る。隣組の組長からで、弥生を連れて父母ともども家に来いと言う。

 

そして組長の家で弥生が見たのは信じがたい光景だった。そこにいたのは隣組の組長だけではなく、村の診療所の医師、村役場の役員ほか数名の男たち。

 

その男達が父と母に土下座をさせ、足蹴にしながら口々に罵っていた。常識がない、教育がなってない、村に世話になっておきながらあきれた連中だ・・・。

弥生の記事はこの村の暗部にふれてしまったのである。

 

見かねた弥生は割って入ろうとしたが、そこにいた高校の教諭・清野に取り押さえられ縛り上げられてしまう。

裸に剥かれ、男達の視線にさらされている弥生がどんなことになるか、父親と母親には容易に想像がついた。

 

そこで組長の一岡が弥生の父母に告げる。一時間以内に、配られた新聞を回収して燃やせば娘はこのまま返してやる、と。

 

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【ネタバレや結末】

弥生の父と母は村中をかけずり回り、頭を下げ、時に罵られながら新聞を回収した。

やっと全ての新聞を揃えて組長の前に持って行くが、一岡は手元に残していた一枚を見せて未回収だと言う。最初から約束を守るつもりなどなかったのだ。

 

そしてお仕置きという名目のもとで弥生は男達に陵辱されてしまう。縛り上げられ身動きも出来ないまま体を嘗め回され、力づくで純潔を奪われてしまったのだ。

一番乗りと言ってのしかかってきた男は町長のように見えたが、果てることのない暴力の前ではしっかりと確かめることもできなかった。

 

夜も更けて解放されたときには、弥生の目は死んだようになっていた。父と母は助けられなかったと詫びてくれたが、今更どうしようもない。

あとは村八分にされないよう願うしかなかった。そしてやっと自分の床につくことが出来た弥生は、どうしようもなく泣いた。

 

だが、本当の悲劇はここからだった。翌朝、弥生の家の表には「死ね」と落書きされ、その直後に有線で「本日より横山家とは絶縁といたします」と放送されたのだ。村八分の始まりだった。

 

掲示板には「共同絶交書」なるものが貼り出され、バス通学の仲間も目をあわせようとしない。篤も例外ではなかった。

そこで初めて、弥生は取り返しのつかないことをしたのだと知った。

 

学校では昨日あの場所にいた清野にセクハラ発言をされ、家に帰れば妹がいじめられている。極めつけはその日に父親が解雇されたということだ。

 

あまりの仕打ちに弥生は激昂し、町役場へ、そして町長室へと突撃した。その部屋で改めて見た小片はまさしく、陵辱の現場で弥生の純潔を散らしたあの男だった。

 

弥生は怒りを感じながらも家族に手を出さないよう訴えるが、小片はハナから相手にしていない。いいように弄ばれたところを見られていたという気後れもあった。

売女呼ばわりされ、股間のイチモツを握り締めて迫ってくる小片に弥生は身がすくみ、横っ面をひっぱたかれて追い出されてしまった。

 

狂っている。あんな男が町長だなんて、こんなことがまかり通っているなんて。

役場からの帰り道、弥生の頭の中にはそのことしかなかった。しかし今度は、家のほうの様子がおかしい。

 

通り過ぎる怪しい人影、そして鳴り出す半鐘。向こうから母親と妹がかけてくる。

 

「灯油をまかれた!おじいちゃんがまだ中に!」

 

顔をあげた弥生の視線の先では、見慣れた自宅が炎をあげて燃えさかっていた。

弥生には悲鳴をあげることしかできず・・・。

 

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【感想】

 

昭和36年だろうが平成が終わろうが、村八分とかいう数の暴力をチラつかせて組織を維持しようっていう奴らはいなくならないんですよね・・・

 

まあ村八分じゃなくても「コレおかしくね?」って言うこと自体がおかしい雰囲気になってたりすることがありますよね。少数派を貫くって言うのは難しいもんです。

 

どっちにしろ体制にアグラかいている村の奴らは全員強姦罪と選挙法違反に問われればいいと思いました。弥生ちゃんは鋼のメンタルで反撃してくれー。

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